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コネコネットの専門家が、ビデオカメラの選び方のポイントをガイドします。
第15回目は「ビデオカメラの選び方」です。
撮影機能の違いや操作性、メーカー別の特徴などをご紹介しています。
子供の成長記録を残したい、旅先で使いたい、表現力の豊かな映像を撮影したい
など、使用目的に合わせてお気に入りの1台を見つけていきましょう。
ビデオカメラの選び方

今買うなら断然フルHD!でもフルHDって何?
家庭用ビデオカメラは今や、フルハイビジョン(フルHD)の時代に突入しました。 手のひらに乗るコンパクトなビデオカメラで、超高精細な映像が簡単に撮影できるようになったのです! でもすべてのビデオカメラがフルHDに対応しているわけではありません。そもそも、フルHDとは何なのでしょう?
映像の画質は3段階
ビデオカメラで撮影できる映像の画質には、大きく分けて スタンダード(SD)、ハイビジョン(HD)、フルハイビジョン(フルHD)の3段階があり、 このうちSD画質はフレームサイズが720×480とテレビのアナログ放送並み。 またHD画質には、コンパクトデジタルカメラの動画撮影機能などでも採用されている 1280×720や、MiniDVテープにハイビジョン画質で記録できるHDV規格の1400×1080など、いくつかの種類があります。
テレビもビデオカメラもフルHD!
現在ビデオカメラの主流となっているフルHDは、
フレームサイズが1920×1080とデジタル放送のハイビジョン番組並み。
つまり薄型大画面テレビでも見ても見劣りしない、超高精細な映像を記録できるのが「フルHD」というわけです。
もし今持っているテレビがフルHDに対応していなくても、
2011年にテレビ放送がデジタル放送に完全移行すれば、やがてはどこの家庭でも、
フルHDのテレビ放送を見るのが当たり前になります。
そうなったとき、せっかく撮ったビデオ映像が見劣りするものにならないためにも、今から買うなら断然、フルHD対応のビデオカメラがおすすめです。

フルハイビジョンとスタンダード
ハードディスクと内蔵メモリー、どっちを選ぶ?
少し前までビデオカメラの記録媒体といえばMiniDVテープでしたが、
今はハードディスク(HDD)または内蔵メモリーと、SDメモリーカードやメモリースティック PRO デュオといった外部記憶メディアとの組み合わせが主流になっています。
特に内蔵メモリータイプは、小型、軽量化が可能なことから、各メーカーからコンパクトな新製品が続々登場している注目株。
まずはHDDタイプ、内蔵メモリータイプそれぞれのメリット、デメリットをチェックしてみましょう。

たっぷり撮り貯められるHDDタイプ

内蔵メモリータイプは小型・軽量!

自動でSDメモリーカードに記録する「リレー録画」
HDDタイプ
| メリット | 120〜240GBと内蔵メモリータイプに比べて大容量なので、長時間録画に向いています。 |
|---|---|
| デメリット | 内蔵メモリータイプに比べて振動や衝撃、ホコリ、気圧の変化に弱いと言われ、高い山の山頂などでは撮影に不具合が起こる可能性があります。 |
内蔵メモリータイプ
| メリット | HDDタイプに比べて振動や衝撃、ホコリに強く、またモーターなどの部品がない分だけ小型・軽量化することができます。 |
|---|---|
| デメリット | HDDタイプに比べると容量が小さく、撮影できる時間が短くなります。ただし最近は64GBなど、大容量メモリーを搭載したモデルも登場してきています。 |
何にどのくらいの時間記録できるかが違うだけで、両タイプとも機能に大きな違いはありません。 ちなみに、ハードディスクと外部記憶メディア、内蔵メモリーと外部記録メディアは、 撮影時にどちらに記録するかを選んで録画するのが一般的ですが、 パナソニックやキヤノンのメモリータイプの機種では、 内蔵メモリーがいっぱいになると自動的にSDメモリーカードに記録する「リレー録画」が可能になっています。
映像の美しさを左右する撮影機能をチェック!
フルHD画質に対応していることはもちろんですが、映像の美しさはそれぞれのビデオカメラがどのような仕様になっているのか、
どういった撮影機能を持っているかによっても変わってきます。
以下に最新ビデオカメラの仕様や機能から、特にチェックすべきポイントをピックアップしました。
いずれもメーカーのサイトや商品スペックで確認できるので、画質にこだわる人は要チェックですよ!
POINT1撮像素子
撮像素子(センサー)は、レンズから入ってきた光を受け止めて電気信号に変換する部品で、
画質を左右する重要な役割を担っています。しくみの違いによって「CMOS」や「CCD」といった種類がありますが、
現在の主流は「CMOS」を採用したビデオカメラ。
またレンズから入ったRed、Green、Blueの3色の光を、3つのCMOSセンサーで個別に処理する「3MOS」を搭載する製品もあります。
撮像素子は種類だけでなく大きさも重要で、サイズが大きいほどたくさんの光を集めることができ、より自然に近い明るい映像が撮影できます。
POINT2最低被写体照度(ルクス)
暗い場所で撮影する予定のある人は「最低被写体照度」もチェックしましょう。 これは最低どのくらいの明るさがあれば撮影できるかを示したもので、ルクスは明るさを表す単位です。 この数値が低ければ低いほど、暗い場所でもしっかり撮影することができます。
POINT3ズーム機能
ビデオカメラのズーム機能には、光学式とデジタル式があります。
光学式ズームは文字通りレンズを移動して焦点距離を変化させる方式で、
フルHD対応のビデオカメラでは倍率の高いものでもだいたい30倍くらいまで。
これに対してデジタル式ズームでは、200倍や300倍という超拡大撮影も可能になっています。
ただしデジタル式では、写真をトリミングして引き延ばすのと同じ方法で拡大するので、ズームすればするほど画質も悪くなってしまいます。
このほか、パナソニックの「iAズーム」やビクターの「ダイナミックズーム」のように、
光学式とデジタル式を組み合わせて、画質を落とさずに光学式ズーム+αの高倍率ズームを実現している機種もあります。
POINT4焦点距離
どこまで拡大できるかとあわせて、どれだけ広角に撮影できるかわかる「ワイド端焦点距離」もチェックしておきたいポイント。
製品のスペックに記載されている「焦点距離(35mm換算)」の、最初の数字が小さいほど広角になります。
ビデオカメラはデジタルカメラに比べ、望遠撮影に強いが広角撮影に弱いと言われていますが、
最近では30mmを切る広角レンズ搭載の機種も登場。またレンズ径のあう市販の広角レンズや、
専用のオプションレンズを使って広角化する方法もあります。
POINT5手ぶれ補正機能
手ぶれ補正にもズームと同様に光学式とデジタル式があり、
光学式では検知した動きに応じてレンズを動かすことで、手ぶれを打ち消します。
一方の電子式は、撮影映像を画像処理して手ぶれをなくしています。
最近では補正の対応範囲を広げたり、動きを検知するセンサーの感度をアップするなど、
各メーカーと手ぶれ補正機能を大幅に進化。
特に歩きながらの撮影でもしっかり補正する「アクティブモード」の有無は要チェックです。
POINT6静止画の有効画素数
デジタルカメラで動画が撮れるようになったのと同様、ビデオカメラで写真撮影ができるのは今や当たり前。さらに撮影できる写真のクオリティも、1000万画素近いものも登場するなど、デジタルカメラ並みになってきています。ビデオも写真も一台でまとめたいなら、動画のフレームサイズと一緒に静止画の画素数も確認しておきたいところです。
POINT7顔認識&自動追尾機能
デジタルカメラ並みに進化しているのは、写真撮影時の画素数だけではありません。
たとえば、顔認識機能。レンズを向けると自動的に人の顔を認識してピントを合わせるという、
デジタルカメラでおなじみの機能がビデオカメラでも標準搭載されています。
ほかにも、液晶モニターでタッチした相手を追尾してピントを合わせる機能や、
シーンを自動的に認識して最適な設定で撮影ができる機能などを搭載。
できるだけ簡単に、失敗なく撮影したい人はこのような撮影モードの有無も確認しておくと安心です。

撮像素子

ビデオカメラのズーム機能

手ぶれ補正機能(アクティブモード)

ビデオカメラの顔認識&自動追尾機能
使いやすく、持ち歩きやすい機種を選ぼう!

サイズもいろいろビデオカメラ

標準バッテリーと大容量バッテリー
自分に合ったサイズや重さを
手ぶれの少ない映像が撮れるかどうかは、カメラの持ちやすさとも大いに関係しています。
ビデオカメラには縦に握って持つタイプと、筒を正面に構えるように持つ横長のシューティングタイプがあり、
フルHD対応ビデオカメラでは後者が主流になっています。
持ち歩きしやすい大きさかどうか、手にしっかりと持てるサイズかどうか、きちんと検討しましょう。
大きさと合わせて重さも確認しておきたいポイントです。
長時間撮りたい人は特にカメラが重いと腕が疲れてしまいます。
内蔵メモリータイプのビデオカメラには300gを切る軽量モデルもありますので、特に女性におすすめです。
ちなみに製品の重さを見るときは、カタログなどの仕様に記載されている「本体質量」ではなく、
「撮影時総質量」をチェックします。この「撮影時総質量」にはバッテリーも含まれますので、
実際に撮影するときにどのくらいの重さになるかがわかるというわけです
バッテリー駆動時間もチェック
また標準バッテリーでどのくらい撮影できるのか、バッテリー駆動時間も大切なチェックポイント。
たとえばビクターの『GZ-HM1』では、標準の同梱バッテリーで約2時間25分の連続撮影が可能になっていますが、
この連続撮影時間はメーカーや付属するバッテリーの大きさによって、かなりばらつきがあります。
同じように、ハードディスクや内蔵メモリーにどのくらい映像を記録できるかも、
どの撮影モードで撮るかによって、大きく変わってきます。
たとえば先ほどの『GZ-HM1』は、低画質なEPモード(約5Mbps)では64GBの内蔵メモリーに約29時間34分もできますが、
最も高画質なUXPモード(約24Mbps)では約5時間54分しか記録できません。
操作性も意識しよう
このほか、RECボタンやズームボタンの位置や大きさ、液晶画面の大きさも、 ビデオカメラの使いやすさを左右するポイント。 ボタンがたくさんあってもうまく使いこなす自信がないという人には、 直感的な操作ができるタッチパネル式が使いやすいでしょう。
撮ったあとも楽しい再生&編集機能をチェック!
ビデオカメラはいかにきれいに撮るかだけでなく、撮った映像をどう楽しむかまで考えて選ぶのが正解!
各メーカーとも工夫を凝らした独自の再生&編集機能を搭載しているので、チェックしてみましょう。
さらにテレビにつないで大画面で作品を楽しんだり、BDレコーダーにつないでDVDやブルーレイディスクに書き出すなら、
音声と映像を1本のケーブルで出力できる、HDMI端子をサポートするビデオカメラが便利です。
Panasonic「愛情サイズ」
撮影した映像からハイライトシーンを自動的に抽出、本体に内蔵されたBGMをつけて再生することができる「ハイライト再生」が可能。 さらに一部機種は、事前に録した特定の人の顔を検索、抽出して再生できる「顔ハイライト再生」にも対応しています。 撮影に失敗した映像を飛ばして再生できるほか、タッチパネルで簡易編集ができる機能も搭載。
ソニー「ハンディカム」
GPSを搭載した機種では、動画や写真に位置情報を記録することができ、 内蔵の地図やパソコン上で撮影した場所をチェックできます。 撮りためた映像の中からハイライトシーンを自動抽出し、BGMをつけて再生できる「ハイライト再生」も可能。 ハイライトムービーは8つまで保存でき、何度でも楽しめます。このほか映像をもとに、ゴルフスイングの連射写真が記録できる機能などもあります。
ビクター「Everio」
蝶々が孵化する様子など、数時間のシーンを定点観測&コマ撮り。 数十秒の長さにして再生できるユニークな機能を備えています。 撮影した動画の中からここぞという場面を写真として切り出したり、一部機種では最大600コマのスーパースロー再生にも対応。 映像を自動的にグループ分けしたり、撮りためた映像をダイジェスト再生することもできます。
キヤノン「iVIS」
改めて短いシーンを撮影したり、すでに撮った映像から短いシーンを切り出してつなぎあわせ、 好きな音楽とあわせて手軽にショートムービーが楽しめる「ビデオスナップ」機能を搭載。 できあがった「ビデオスナップ」を再生する際、iPodなどの外部音源を接続して、好きな曲を一緒に映像を楽しむこともできます。 このほか、映像をポッドキャストで配信できるサービスも提供しています。


上で紹介した内容をおさらいしてみましょう。”答え合わせ”をクリックすると回答が見られますよ!
- フルHDなら映像を高画質のまま、大画面テレビで見ることができる?
- 正解は○です!
フレームサイズが1920×1080とデジタル放送並み。これからは絶対にフルHDです!
- より小型で軽量なのは記録媒体がHDDタイプ?それとも内蔵メモリータイプ?
- 正解は内蔵メモリータイプです!
内蔵メモリーが一杯になるとSDカードに自動的に記録する「リレー録画」も登場!
- 暗い場所での撮影には、最低被写体照度の数値は高い方がよい?低い方がよい?
- 正解は低い方です!
この数値が低ければ低いほど、暗い場所でもしっかり撮影することができます。
- 重さをみるときは「●●●総重量」をチェックしましょう!
- 正解は撮影時 総重量です!
バッテリーの重さも含まれた総重量をチェックしてくださいね。


ガイドで紹介した選び方をポイントにおすすめのビデオカメラを選んでみました。
それぞれ「価格」と「機能」を軸にピックアップしています。シンプルなもので十分、多機能のものが良さそうなど、
スタイルに合わせて自分の1台を見つけてみてください。
※ グラフにカーソルを合わせると担当者のおすすめ商品の情報がご覧になれます。
※ エリアをクリックするとおすすめ商品の取り扱いショップが探せます。
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テレビやパソコンへの 接続は不要
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旅行に便利な 長時間録画!
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撮影・編集に こだわるなら!
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動画サイトに 簡単アップロード!
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家族みんなで 使いやすい!
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より美しく、豊かな 階調表現!
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みなさまからお寄せいただいた質問にお答えします。
6年前にSonyのHandycamを買いました。Mini DV tapeを使っているものです。子供達の成長と共に、テープも100本近くになりました。
しかし、やはりテープでなくDVDにコピーしなおしたいと思っているのですが、最近カメラの調子が悪く、100本近くのテープを全部再生しながらのコピーとなると、途中で動かなくなる可能性が大となってきました。
そこで、数年前に買ったけどあまり使わなかった、と友人からカメラを譲り受けることになったのですが、中古でHD仕様のMini DVカメラが手ごろな値段で売っているのを見ました。 同じMini DV テープを再生してDVDにコピーする場合、やはりHD仕様の方がよりよい質でコピーできるものなのでしょうか。それとも、はじめからHDでは撮っていないので、スタンダードなカメラ(この場合友人のもの)でよいものなのでしょうか。
そして、もう一つの質問ですが、業者に頼めば1本800円くらいでMini DV テープからDVDにコピーしてくれるというサービスがあります。しかし、全てを頼むと8万円!もかかってしまうという計算になります。
こういう作業をするには、やはりMini DV テープ対応のビデオカメラで再生しながらパソコンに取り込み、DVDに焼き付けるということをしなければならないのですよね?
以上、すみませんがよろしくお願いします。
今度はわざわざDVDへのコピーが面倒でない、HD内臓のカメラを購入したいと思っています。
- かあさんさん
- 2012.2.4
かあさんさん、こんにちは。
テープで100本も撮影しましたか!大事な成長記録を沢山残しましたね(^^)
スタンダードなカメラで撮ったテープであればHD仕様のカメラでもスタンダードカメラと同じ画質になりますので、接続する端子が無いとかでもない限りはスタンダードなカメラで良いかと思います。
ただし録画したテープを別のビデオカメラできちんと再生出来るかどうかは相性の問題もありますので、友人から一旦借りるなどしてきちんと再生出来るか試してみてください。
なお、DVDにコピーするにはどうしたら良いかというご質問ですが、まずは1本だけでも今のカメラを使ってDVDにコピーしてかかる時間や手間を調べてみてはいかがでしょうか?
例えば1本のテープをDVDに焼き付けてプレーヤーで再生出来るか確認するまでに2時間かかったとすれば、100本のテープを全てDVDに焼き付けるのに約200時間もかかることになります。
お子さんを撮ったビデオテープを全て見直したり、編集したDVDをこだわって作りたいと言うことであれば自分で何から何までやるのが良いですね。
ただ、全てコピーするのにはどうしても時間がかかってしまいますので、業者に頼むことを検討してみると良いかと思います。
それからテープからDVDに焼き付ける方法に関しては、かあさんさんが考えているパソコンを使う方法や業者を使う方法の他に、
・ビデオカメラとDVDライターを繋いでDVDを作成
・ビデオカメラとブルーレイDVDレコーダーを繋いでDVDを作成
という方法もあります。
どちらも時間がかかってしまうのは同じですが、いろんな方法がありますので興味があったら探してみてください。
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