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小型犬ブリーダーがレクチャーする 子犬の飼い方・育て方

ワンちゃんを病気から
守るために


愛犬を病気から守るためには、普段の観察が大切です。元気に過ごせるよう、毎日状態をチェックしてあげましょう。

子犬の体調不良はとっても危険!サインを見逃さないで

うんちは毎日チェック!

子犬はとてもデリケートです。あっという間に入院をしたり、最悪の場合は死に至ることもあります。
初めて飼い始めたばかりのオーナーさんは、そのサインになかなか気がつくことができないかもしれません。 子犬は必ず何らかのサインをみせています。 いきなり倒れることはまずありません。倒れたり症状が悪くなる前に、何かおかしな症状を見せていることが大半です。
まずはフンの状態で体調が分かります。 形になっていればOKですが、形をとどめないほどゆるい場合は、ごはんの食べすぎ、体調不良、ストレス、虫がいるなどが考えられます。

ごはんの食べ過ぎはちょうどいい多さに調整、体調不良やストレスの場合は獣医さんに相談して下さい。 虫がいる場合には、あっという間に血便が出たりします。 血便になると倒れることもあるので、血が少しでも混ざっていたらすぐに病院へ行きましょう。 様子を見ている時間はありません。


暑さに弱くて寒さに強い。ワンコ的季節の過ごし方

犬は暑さ(夏ばて)には大変弱い

夏場の散歩の際に草むらなどを歩くと、どうしてもノミやダニがつきやすくなります。 犬にとって大変ストレスがかかるので、極力草むらを避ける、 普段からノミ・ダニ予防をするなど対策を心がけたいところです。
ノミ・ダニ予防のグッズも、ノミ取りコームや首輪・シャンプーなどたくさんありますので、 何か用意しておくと安心です。
また犬は暑さ(夏ばて)には大変弱いので、小型犬の室内飼育ではクーラーを1日中かけている必要があります。


犬は寒さには強い

一方、犬は寒さには強い為、夏よりも元気に過ごせると思います。
しかし、子犬の場合は注意が必要。寝ていることがとても多いので、冷えない対策が必要です。
湯たんぽや暖かいベッドなどを置き、いつでも暖かく眠れるように整えてあげるとよいでしょう。 子犬にカイロは危険です。かならず犬用カイロカバーを使うか、カイロはさけ湯たんぽにするなどしてください。 ペットヒーターのコードをかじらないように確認することもお忘れなく。


子犬の場合は冷えない対策も必要!

特に冷えが気になる場合

サークルやクレートだとすきま風が入りがち。 夜の眠る時だけでも、暖かいフリースの毛布を敷き詰めたプラスチックキャリーに入れ、 湯たんぽやお湯を入れたペットボトルなどを入れてあげると暖かくすごせます。

小型犬の場合は、雪の中の散歩には無理をして連れて行かないようにしましょう。 体が雪でぬれて風邪を引くことがあります。
特に極小サイズの子は他の犬に比べ寒さに弱いため、 体に負担がかからないようにダウンなどの洋服を着せ、 暖かい日中に散歩や抱っこして日光浴などで無理をさせないようにしましょう。 毛布を敷き詰めたカートに乗せて外の空気を吸わせてあげるのもよいでしょう。
また、妊娠犬に冷えは厳禁です。おなかに赤ちゃんがいる子は、必ず保温や室内温度に気を配ってください。

ウインターノーズについて

犬の毛色がホワイト・クリーム・レッド系の子に多く見られる現象で、鼻の色が紫っぽくなることがあります。 これはウインターノーズといって寒い時に起こります。
ウインターノーズには、日光浴が有効です。日中暖かく光が当たる窓際などでひなたぼっこもいいですね。


恐ろしい低血糖

低血糖のサインに注意

呼びかけてもじっと座っている。立てない。ぼーっとうつろな目つき。
そのままにしていたら失禁して体がびしょびしょに濡れ、腰抜け状態になってしまった。
白目をむいて歯茎が真っ白になり、いきなりパタンと倒れた・・・

上記のような様子があらわれたら、これは低血糖のサインです。 突然このような状況になると、オーナーはビックリするでしょうが、低血糖症は珍しい症状ではありません。

低血糖症とは、血中の糖分濃度が著しく低下してしまう病気です。 血糖値が低下することで脳が大きく影響をうけ、全身症状などを発症していきます。
小型犬の子犬は特に低血糖を起こしやすいので、注意が必要です。月齢が低いほど気をつける必要があり、倒れたら最悪死に至る場合もあります。


恐ろしい低血糖

子犬の健康のバロメーターはフンと歯茎の色です。 ご飯を食べず歯茎が真っ白になっている場合は、かなり危険な状態です。 何かしらの対応が必要となります。

下痢が続く。食欲がない。こんな症状も低血糖を起こす要因です。
食欲がないのかな?おなかがすいたら食べるだろう・・・
・・・おなかがすいても食べない頑固な子犬はおります。
ご飯を食べないのを見ていられるのは1日だけと考えましょう。 また、下痢をしているときは犬用であってもミルクは避けて下さい。


心配になったら獣医に相談!

低血糖の治療にはブドウ糖の投与が行われます。軽い場合は注射を打ってすぐに帰宅できます。 ひどい場合は点滴で入院です。
緊急時に家庭で対応する場合には、10%に薄めたスポーツドリンクや砂糖水をスポイトで飲ませてください。
予防として、砂糖水や栄養チューブを普段から少しなめさせておくのも良い方法です。 ただし砂糖の与え過ぎは下痢など逆効果にも繋がるので、量の調整には気をつけましょう。
低血糖に対応できるように、子犬がきたらブドウ糖、栄養チューブ、高栄養の子犬でも食べられる缶詰 (食欲不振のときに口の中に塗りつける形で食べさせるだけでもまったく違います)、スポイトなどをぜひ準備しておいてください。

環境による体調変化は個体差によるので、こればかりは先が読めません。 倒れてしまう可能性を常に頭に置き、サインを見逃さないようにしましょう。
ほんの少し注意するだけで、子犬はいつでも元気に過ごせますよ!


犬のフィラリア予防

日本でよく知られているフィラリアは、犬糸状虫と呼ばれるものです。 蚊の媒介によって、犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の養分を吸って生きる寄生虫の名前です。 寄生されると心臓や肺はもちろん、肝臓や腎臓にまで異常をきたすようになります。

フィラリアの感染時期は6月〜10月、特に感染が懸念されるのは7月〜9月の蚊が最も繁殖される時期です。 この時期の前後から、予防対策を行う必要があります。

大体5月〜11月くらいまで毎月薬を飲ませていきます。 飲み忘れが怖いので、毎月1日なら1日、10日なら10日ときめて飲ませるのがわかりやすいでしょう。

口をこじ開け、のどの奥に押し込んであげたり、チーズにうめこむ、ピルクラッシャーで砕いてフードに混ぜる・・・等の方法がありますが、 どうしても飲めない場合は食べやすいジャーキー状のものもあるので、獣医さんに相談してみましょう。

ブリーダーズワンポイント
  • フィラリア予防を始める前に血液検査を受ける必要があります。
  • 毎月1回必ず飲みます。
  • 虫下しも同時にできるものもあります。
    (おなかがゆるくなることがあるので合わない子は無理をしないようにしましょう)
  • 老犬や子犬にやさしいタイプもあります。

男の子の問題。女の子の問題

男の子の問題。女の子の問題

男の子の去勢手術、女の子の避妊手術についても少し触れておきます。

男の子は片足を上げておしっこをするくせがありますが、 歯が全部抜け終わる位の時期(9ヶ月頃までに)去勢手術を受けると足を上げない子に育つ例が多いようです。
去勢をした男の子は大変おとなしくなり、女の子よりもおっとりとして飼いやすいといえるでしょう。

女の子の避妊手術も9ヶ月ごろまでに行うといいでしょう。
手術をしない場合、だいたい半年〜10ヶ月のサイクルで生理がありますので、 部屋を汚すことになります。生理パッド、パンツなどは必ず必要になるので用意しておきましょう。


当たり前だけど、一番大切なこと

しあわせな毎日になりますに!楽しいペットライフを!

最後に。
色々見ていただきましたが、ペットを迎える事は実はとても大変なことです。 そして、当たり前だけど絶対に忘れてはいけない大切なこと。 それはオーナーとなる方達は生きたものを飼う事への「責任」を負うことになるということです。
一度飼い始めたペットは食事の世話や病気の看病・毎日の世話など、一生面倒をみる覚悟が必要です。

色々な苦労がありますが、それを1つ1つ乗り越えていければたくさんの思い出が増えていきます。 あなたとあなたの新しい家族が、しあわせな毎日になりますに!楽しいペットライフを!


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