配線のつぼ Antec Mini P180でエアフローを極める

配線のつぼ Antec Mini P180でエアフローを極める

注目のハイエンド向け静音MicroATXケース、Antec Mini P180を使ってケーブル配線のこつやポイントを詳しく解説。
ケース内の理想的なエアフローの確立によって静音性とハイスペック構成を両立させ、ファンレスのCPUクーラーでのオーバークロックにも挑戦!

(制作協力:OCTECH)

エアフロー検証

エアフロー 今回はCPUクーラーをファンレスにしました。
ファンがないということは静音性において有利で、静かなPCにすることができます。

エアフローの状態を確認する検証を行ってみました。Antec Mini P180は前面から自然に吸気して、背面の12cmファンと上部の20cmファンで主な排気を行う構造になっています。

構造的には写真ようなエアフローになるのですが、実際の空気の流れはどうなのでしょうか?
そこで動画を撮影してみました。

今回はエアフローの様子をわかりやすくするために、一時的に前面のエアーフィルターと上段のドライブベイを取り外して撮影しました。白く見えるのはドライアイスの煙です。
Mini P180には吸気用のファンは付いていませんが、動画を見るとわかるように前面の2ヶ所の吸気口からしっかりと空気を取り込んでいます。ドライアイスの煙の勢いに驚かれるかもしれませんが、ドライアイスをPCケース内に吹き込んでいるわけではありません。
前面からの空気はケース内で滞ることなく背面と上面へと流れ出ています。ファンレスでもこのPCが安定動作可能なのはこのようにケース内のエアフローがしっかりしているからです。
大型のCPUクーラーを付けたことで組み立てに苦労する部分がありますが、この動画を見る限り、Mini P180とOROCHIは理想的な組み合わせと言えます。
上下に分離したデュアルチャンバー構造が、ケース内で空気が滞るスペースを作らずエアフローの良さを後押ししているようです。

多くの方が気になると思われるノイズですが、ファンの速度によって異なる結果となりました。
Mini P180に標準で付属する2つのケースファンはそれぞれ個別に3段階の切り替えが可能になっていますが、今回の測定では同じ段階の組み合わせで行いました。

  背面12cmファン 上部20cmファン 前面からのノイズ測定
L-L L--1200rpm L--400rpm 44.5dBA
M-M M--1600rpm M--600rpm 47.0dBA
H-H H--2000rpm H--800rpm 55.6dBA

※無音室での測定ではなく、やや静かな部屋を想定して測定しています。


L-LとM-Mのノイズレベルはほとんど変わらず、H-Hになると少し気になる程度の音、といった印象です。
静かに使いたいときはM-M、オーバークロックなどパフォーマンスを上げて使用したい場合はH-Hの設定がいいと思います。M-M設定時は、PCのトータルパフォーマンスから考えれば十分静かな環境といえます。

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Antec製デュアルチャンバー・トリプルチャンバー設計PCケース

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